【TGS2024】『ドラゴンエイ: ヴェイルの守護者』：10年ぶりの新作で、進化したグラフィックとアクションが生み出すファンタジー世界の魅力

2024年9月26日から9月29日まで幕張メッセで開催される東京ゲームショウにて、11月1日に発売予定の『ドラゴンエイ: ヴェイルの守護者』を試遊プレイしてきました。
今回は、試遊版を通して感じた本作の魅力を余すことなくお伝えしたいと思います。

『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』の魅力は！？11月1日に発売予定！

試遊プレイは時間も限られていることからキャラクタークリエイトは無しでクナリ族でのプレイしでした。ドラゴンエイジ本編では、選んだ種族でもストーリーが左右される要素が一つの魅力となっています。今回は、その楽しみは買った後に取っておこうと思います。
職種は戦士、ローグ、魔道士の3つの職業からキャラクターを選択になっていて、それぞれにスキルとモーションが異なり戦い方が変わります。なので、どれにしようかとかなり迷ってしまい、この機会を見逃す訳にはいかなく、長い列を並びなおして2回プレイすることを決意しました。今回筆者は戦士と魔道士でプレイさせていただきました。

ノベルティは、ゲームロゴが入った黒のバッグとプレイ終了後に缶バッチが貰えます。このバッグがお洒落でカッコ良く、沢山資料を貰う東京ゲームショウでとても助けとなってくれました。また、笑顔でノベルティを配ってくださるエルフのお姉さんも気さくに声をかけて下さり、会場の雰囲気をさらに盛り上げていました。

ゴツい主人公と魅力的な仲間たち

今回のプレイでは、本作の主人公であるルークを操作し、頼もしい仲間としてタブリンとパートナーでグリフォンのアサーン、ハーディングが冒険を手助けしてくれました。
ストーリーは、設営されたキャンプからグリフォンのアサーンに食べかけられる所から始まりました。この際の会話の選択肢も、真面目な回答や攻撃的な回答がなど豊富に用意されており、自身の望むキャラ像でプレイすることができます。また、ストーリーの展開も会話に沿って変化します。筆者は、この会話の選択肢で冗談を言う回答をよく選ぶのですが、その冗談がアメリカンジョーク風でとても面白く、緊迫感のあるシーンの軽口やシリアスなシーンでの言い回しがハリウッド感があり大好きな要素の一つです。

彼ら彼女らはそれぞれが独自のスキルを持っており、戦闘での助けはもちろん、高所で届かない荷物の滑車を破壊して道を作るなど、フィールドのギミックを解く際にも攻略の助けになってくれました。本編でも、仲間がそれぞれにフィールドギミックを解くスキルを一つは持っている仕様だったら遊びの幅が広がると期待しています。
また、プレイしたフィールドの特性だったのかもしれませんが、今作は探索要素も豊富で隠されたハシゴや宝箱があったり、石像を動かす謎解きがあったりなどギミック要素が豊富でした。

美しく進化したグラフィックと没入感

前作の「ドラゴンエイジ：インクイジション」は10年以上前での発売だったのをおもうと、今回の試遊を通してグラフィックの進化は顕著に感じました。細部まで描き込まれた美麗な背景やキャラクターの表情、アクションのスムーズなモーション、迫力のある魔法などのスキル攻撃のエフェクトは、ファンタジーの世界へと誘われる助けとなりました。色彩や光の表現も鮮やかで、ギミックなども相まりフィールドを探索するだけでも楽しさを感じられるほど、没入感が高まっています。

アクション性が増した戦闘システム

戦闘のアクション性もよりパワーアップされていると感じました。敵の攻撃を回避するタイミングやガードするタイミングがより重要になっており、ただボタンを連打するだけでは簡単に倒されてしまいます。筆者もプレイ中に戦闘で一度死にかけました。自身や仲間のスキルを駆使し、攻撃ばかりではなく防御や回避をバランスよく行うことで戦局を有利に進められるように設計されており、魅せられるプレイができた時は、興奮が味わえるちょうど良い難易度でした。また、上手く攻撃を決めると戦闘の最後に繰り出される「フィニッシュムーブ」は迫力満点で、決まった瞬間の爽快感は格別でした。
本作では、より強靭なボスが出現して今までの育成の成果を試す機会があるとおもうとワクワクしてきます。