『Pokémon UNITE（ポケモンユナイト）』アジア王者のチーム「INSOMNIA」！選手、スタッフ一丸となって世界一を決める舞台への切符を掴む

3月29日（土）、30日（日）に新宿で開催された「Pokémon UNITE Asia Champions League2025 FINALS（以下、PUACL2025 FINALS）」にて、アジア王者が決定しました！

昨年の「ポケモンワールドチャンピオンシップス2024」にて優勝した「FENNEL」、2022年2023年と連覇をした「Luminosity Gaming」など、世界の舞台で実績を残しているチームも多数出場する今大会にて優勝し、アジア王者に輝いたのはチーム「INSOMNIA」！

この記事では、筆者の特に印象に残った「INSOMNIA」の試合と、優勝が決まったすぐ後に選手たちにインタビューをした様子を紹介いたします。

筆者が特に印象に残った試合
1. Grand Final：「Alter Ego」vs「INSOMNIA」
2. Semi Final：「ZETA DIVISION」vs「INSOMNIA」
「INSOMNIA」の皆さんにインタビュー
1. 選手を支えるスタッフも全力のチーム「INSOMNIA」
「INSOMNIA」メンバーのSNS

筆者が特に印象に残った試合

Grand Final：「Alter Ego」vs「INSOMNIA」

特に印象に残ったのが1戦目ではレックウザをとった「Alter Ego」に軍配が上がった後の2戦目。
ポケモン選択にて「INSOMNIA」がオーロットを選択した後、実況も会場もここまでオーロットで活躍したObuyan選手がオーロットを使うのかと思いきや、Obuyan選手が最後に選んだのはタイレーツ。オーロットを使用するのは2日目好調のUSAKAZU選手。
そのUSAKAZU選手がオーロットで4対1の場面を耐え、その後sSlime選手との連携で一気に形勢逆転し、2戦目を勝利し、その勢いそのままにそこから3本先取して優勝いたしました。

Semi Final：「ZETA DIVISION」vs「INSOMNIA」

Grand Finalにて、「Alter Ego」が警戒して、使用禁止ポケモンに選んだUSAKAZU選手のギャラドスの活躍が特に感じられたのがSemi Finalです。

「INSOMNIA」の皆さんにインタビュー

（左から）Obuyan選手、sSlime選手、Luuna選手、TsunTsun選手、USAKAZU選手
まずは2日間戦い抜いての感想で、USAKAZU選手とTsunTsun選手は「今日は負ける気しなかった」と話しており、Luuna選手は「会場に応援に来てくださったファンの皆さんの姿がステージからみえるので、皆さんから勇気をいただきました」と駆けつけたファンの方への感謝を話しており、試合中に反撃の糸口を作る姿が印象的だったsSlime選手は「ステージに上がるまでは緊張していたんですが、上がったら緊張せず自分の思う動きが出来たのでよかったです」と話しており、最後にObuyan選手は「最後の自分のミスをもう少し減らせる動きをここまで考えていましたが、ただそれ以外は全てルーティン通りに出来たので、このルーティンを活かして世界大会も目指していきます」と、たった今アジア王者に輝いたばかりなのに、喜びの更に先の次の試合を見据えた話をされました。

また今大会では、タイレーツといえばObuyan選手というほど、ピック時には会場も配信も盛り上がったタイレーツの起用についてObuyan選手に話を伺ったところ「タイレーツはカウンターが多いのもあって過小評価されているんですが、カウンターさえいなければバランスタイプ最強ポケモンだと思っているのでシンプルに「あっ、最強ポケモンが空いてた」で選んでいました」とのことです。ぜひObuyan選手のタイレーツの活躍は各試合を見てみて下さい。

この2日間でのMVPを伺ったところ、全員がUSAKAZU選手と答えてくれました。
USAKAZU選手本人は「今日ラストヒット1番取ったので、僕が最強でした」と自信満々に答えてくれたあとに、TsunTsun選手からは「USAKAZU選手が普段の出来と今日の出来の振れ幅が1番大きい」、Luuna選手からは「USAKAZU選手なんですけど、普段もっと頑張ってほしいと思います」とのコメントも。

WCSについても「世界一を取ります」との強いメッセージや、昨年優勝した「FENNEL」に続いて日本勢による連覇を目指す熱いメッセージを受け取りました。

また優勝賞品のリングも近くで見せていただきました。インタビュー中も和気あいあいとした選手たちに私も楽しくインタビューをさせていただきました。