担当Pの空き箱さんにユニット「アイ・ジーニアス」について聞いてみました!
Q.空き箱さんが「アイ・ジーニアス」を担当し始めたきっかけを教えて下さい!
ユニットが結成されたことがきっかけです。
というのも、実はこのユニットが結成したのは2021年の9月のモバゲー版シンデレラガールズ、つまりつい1年ほど前というまだかなり新しいユニットなんです。
特殊な共通点の多いアイドルということで、どういう関係か気になっていたPも多い二人なんですが、二人がゲーム内や公式作品内でお互いの存在に触れたりするのが実は一昨年くらいまではごくわずか…というよりほぼ皆無でした。
晶葉ちゃんが香りを発生させる装置を「共同開発」していたり、晶葉ちゃんのつぶやきの後に志希ちゃんが思わせぶりなつぶやきをしたり等、以前の二人の関係はいわゆる「匂わせ」止まりといった雰囲気でした。
「ユニットがありそうな二人なのにない!それどころか二人の関係が気になるのにほぼ分からない!」という状態だったんですね。
私も例に漏れず志希ちゃんと晶葉ちゃんってユニット組んだら絶対おもしろいのになあ…と思い続けてたので、公に二人がコンタクトをとるようになってユニット結成したことで晴れてユニット「アイ・ジーニアス」の担当を名乗れるようになりました。
Q.空き箱さんから見て「アイ・ジーニアス」はどんなユニットですか?
かみ合って回る歯車のようなユニットだと思います。
ざっくり「天才×天才」と言ってもいいですが、それ以外にも強い好奇心やそれが原因の空回り、父親との関係など似ている部分やエピソードが二人にはとても多く、形の似通った二人だと思うんですよね。
でもその中身をよく見ると、かたや天性の才能でギフテッドと呼ばれたけれど何かを諦めて父の元を離れた女の子で、かたや自分から天才を名乗りながらも父に憧れ続けて成長を諦めない女の子。事情や持っている思想が真反対に感じることが多いんです。
色々なセリフの中にもたびたび似ているのに対照的な言葉回しが見つかったりするので、どちらかの子に新しいSSRやSRが増えるたびについもう片方の子の事を思い出したりしてしまいます。
そんな形が似てても真逆な回転を持つ二人が「お互い興味が尽きないパートナー」と呼んで結成されたユニットなので、きっとお互いにとっても見ている私達にとっても見たことのない大きな動きが生まれると思っています。
Q.ユニットを組んだら面白いと思っていた志希ちゃんと晶葉ちゃんが実際に「アイ・ジーニアス」を結成した時の気持ちを聞かせて下さい!
登場を知って実際にゲーム内で出会った瞬間はもう一晩ドキドキしていました。
もともと二人のアイドルがゲームに登場して7年位ほぼ全く共演がない二人だったので、そもそもお互いにどんな態度をとるんだろう…と不安に思っていたところもあったんですよね。
でもその一方で、やっぱりこの二人に相性のよさを感じている人が多かったのか、ユニットが結成する前の公式のラジオで志希ちゃん役の藍原ことみさんやその日の共演者さんたちがみんな二人にユニットがあると勘違いしていたり…みたいな微笑ましい思い出もあります。
それがユニットが結成した年の頭頃…結成手前の数ヶ月くらいの短い期間でほんとうに一気に、コミュやまんがといった形でこの二人ってこんな仲良くワイワイするんだ!っていうのが公開された矢先のユニット結成だったんです。
なので明かされたユニット名・二人の会話・出で立ちみたいなものすべてが衝撃で「やっと長年思ってたことが実現したんだ!」という嬉しさと「これから本当にユニットとして他のプロデューサーさん、ファンの皆さんにももっと二人を応援してもらいたい!」という期待が膨らんだのを覚えています。
Q.「お互い興味が尽きないパートナーと呼んで結成されたユニット」とのことですが、空き箱さんから見てお互いのどんな部分に特に興味を持っているように感じますか?
この「お互いに興味が尽きない」というところなんですが、二人がユニットで初登場した際のセリフが元なんです。
そのうえで個人的な見解なんですが、晶葉ちゃんは自分が仕組みを分からないものを解き明かしたくて仕方ないという本人のシュミというか、性分がセリフで語られていて、彼女にとっての志希ちゃんは「同じ天才」と呼ぶ一方でもっとその考え方や人となりみたいな中身がどうしても気になる存在なんだと思います。
一方の志希ちゃんは晶葉ちゃんに対して「人が持つ、信じるパワー」に興味がなくもないという発言もあったり、先日の再登場時は二人がどう活動していくかあの手この手を考える晶葉ちゃんに「諦めない姿勢っていいねー」と発言したりと、自分と通じるもの同士と言う晶葉ちゃんが自分に対してまっすぐ、諦めずにアプローチをかけてくる姿勢そのものに興味を抱いているのかもしれません。
もちろんデレステのコミュなどで化学と工学というお互いの得意分野にも興味を示したりもするんですが、先にお答えしたような「似てるけど対照的」という部分はたぶんお互いも気づいている気がしていて、互いに天才と称し称される者として本当はどんな中身をしているのか・今後どんな「知らないモノ」を見せてくれるのかがいちばんの興味なんじゃないかと思います。
Q.ユニット「アイ・ジーニアス」の2人でMV撮影をするのにおすすめの楽曲があったら教えて下さい!
衣装込みですが、撮影の際はユニット「エルドリッチ・ロアテラー」が歌う「アンデッド・ダンスロック」などがオススメです。
志希ちゃんのSSR[ミスティックエリクシル]と晶葉ちゃんのSSR[天穹のインベンション]で合わせると、白衣モチーフの衣装同士が大振りなダンスではためく姿がかっこよく、ダークなセットの雰囲気ともマッチします。
また3人以上・多人数の曲でも図の「Hungry Bambi」のようにシーンによっては二人でかつセットの雰囲気と合ったショットが見つかるので、ぴにゃリクエストを使ったりしてこれは!と思う瞬間をいっぱい探してみてほしいですね。私も皆さんの見つけた意外なショットが見たいです!
Q.空き箱さんが担当Pとして、2人にぜひ挑戦して欲しいと思う仕事はありますか?
またその時2人はどんな反応をすると思いますか?
やっぱり楽曲デビューして、歌って踊るユニットとして活躍してほしいです。
その姿を実際のライブで観たい!という思いはもちろん一番なんですが、今まで色々なユニットが楽曲をもらって本格的にデビューとなった時、アニメやデレステのイベントコミュでもそこに至るまでにひと波あって、お互いや自分を見つめ直してきたと思うんですよね。
アイ・ジーニアスの二人はまさにそこでお互いと自分自身をどう認識しなおすか、どう変化が生まれるのかというところに強い興味があります。
それはさておき仲良くふたりで実験をしたがる子たちなので、デビューしてやっていくことにはまずは好色を示してくれたら嬉しいなあと思います。
シリアスな関係や張り詰めたやりとりばかりかな?と思いきや、日常ではこんなにノリノリだったりちょっかいを入れたりもしますからね。
Q.今後のデレステへの意気込みや、ユニット「アイ・ジーニアス」のメンバーへの思いをお願いします!
今年度いっぱいでモバゲー版シンデレラガールズが大役を終え、新しい選挙も始まったデレステに大きくブランドの軸足が動いていくタイミングだと思います。
そんな中で今まで以上にデレステの中で色々なアイドル、色々なユニットにスポットライトが当たることを期待していますし、「アイ・ジーニアス」もより注目されるユニットになって欲しいです。
「楽曲デビューして欲しい!」と言いましたが、晶葉ちゃんはボイスが未実装なのでそこから頑張りたいですね。不思議な話ですが「え!?晶葉ちゃんってボイス付いてると思ってた」とおっしゃる方も多く、口惜しいですが広く知られているけれどまだまだ深くは知られていない子だと感じています。
一方志希ちゃんはデレステでは既に印象的なお仕事や楽曲参加も多いので同じく広く知られてかつ愛されている子だと思いますが、そのバックボーンや彼女自身の考え方の変化など、まだまだ貪欲に知りたい・見せてほしいことが沢山あります。
そんな二人がより輝く場所を見つけられるよう、まずはこれからのデレステに期待しながらプロデュース頑張っていこうと思います!