【トゥーンさん】
経緯としては、もともとmiroir（久川姉妹によるユニット）の担当だった私が宮本フレデリカを担当に加え、そのまま3人でユニットを組んだ形になります。
当初はmiroirと宮本フレデリカは別方向で担当していたので、明確にユニットとして組んでいた訳ではないのですが、面白いことに「ちぐはぐな3人なのにその内の2人には共通項がある」という不思議な組み合わせであることに気付き、晴れて「はなデリカ」としてユニット化しました。

どういうことか、つまりこういうことです。

まず、凪と颯の共通項は言うまでもなく「新人アイドル」です。
対する宮本はベテランもベテラン、他のユニットにおいてもメンバーのサポートに徹したり、時にはリードしているところが見られます。特に、この3人の絡みとして「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday！」のイベントコミュがありますが、宮本は上京したばかりの2人にプロダクションの中を案内したり自分の仕事風景を見せたりなど、新人2人に「アイドルたる」を見せつけます。このエピソードはとても印象的で、私がはなデリカを結成した理由の1つにもなっています。

次に、颯と宮本の共通項は「ファッショナブル」です。2人共趣味の欄に「ファッション」を挙げており、コミュでも交流のあるアイドル達と買い物へ行っているのが確認できます。
対する凪は「センスが独特で服を着回せないのが残念らしい。」と颯の噂で言われているぐらいなので、恐らくファッショナブルというよりは尖った美的感覚が彼女にはあるのだと思います。

最後に、凪と宮本の共通項は「超マイペース」で、両者の立ち回りは一本筋が通っています。ところが颯はときどき他のアイドルに圧倒されてしまったり、人の評価に右往左往してしまい自信喪失するところが見られます。これをサポートするため、姉という最も身近な存在である凪と、煮ても焼いても食えない宮本に囲まれて強くなって欲しいという気持ちがあります。

これらの共通項は見方を変えれば対称関係となり、これらの関係性は新人とベテランという関係なしに互いに互いを強く刺激しあうだろうと私は期待しています。
これが颯、凪、宮本の3人でユニットを組もうと思った理由になります。

【トゥーンさん】
ミュージカル調で盛り上がれる、まるでテーマパークに来たみたいな曲が聞いてみたいですね。
パッションっ気に振り切ってもいいですが、はなデリカは全タイプユニットでもあるので、曲が終わりに近づくにつれ閉園の哀愁さと後味の良さを感じられるような、エモーショナルな曲だと嬉しいです。

【トゥーンさん】
この質問をいただいて初めて考えましたが、「イリュージョニスタ！」がカバーされたらとても嬉しいです。
イリュージョニスタ！はデレステ2周年曲ということで、「これまでの振り返り」と「これからも楽しませる」というメッセージが盛り込まれた曲で、このメッセージが後輩と先輩という立場がユニット内で混在するはなデリカにとって、互いに互いへメッセージをぶつけ合い、それに観客やファンを巻き込んでいくイメージとしてピッタリだな、と思い選びました。

【トゥーンさん】
最初は全員びっくりすると思います。颯と凪にとっては初めて遭遇した先輩との仕事となりますし、宮本にとっては同年代の同僚がいないユニットとなるので、少し珍しい仕事になると思います。しかしお互いが面識のある仲ですし、顔合わせが既にできている分安心してくれると思っています。

颯にとっては姉である凪と憧れの宮本と一緒に仕事できるユニットなので楽しんでくれると思います。しかし他の2人のキャラの濃さ、凪への対抗心などを考えると不安になることもあるかもしれませんが、その辺りはユニットメンバーと一緒にサポートしましょう。

凪は妹である颯を心配する面がありますので、一緒の仕事となると「やれやれ」と「まんざら」のハーフ&ハーフかもしれませんね。ただ凪は宮本との初対面時に「面白人間」として意識していると思うので、油断はできないと思います。凪が「面白」を発揮できるようにプロデューサーはサポートしましょう。

宮本に関しては、正直なところ分からないです。彼女はユニットメンバーと遊びに行ったり、歳下の子達を連れ回すのが好きな人なので、平常運転でやってくれると期待しています。ただ歳下へのサポートを宮本ばかりに任せては負担が大きくなってしまうので、プロデューサーの頑張りとサポートが必要だと思います。

【トゥーンさん】
なんでもやってほしいとは思いますが、特にトークに挑戦してほしいです。
トークといっても「毎回仕切り役を交代して、残りの2人がトークをする」形式だったら面白いと考えています。

はなデリカは担当するきっかけでも話した通り、3人の内のそれぞれ2人が別々の共通点を持つのが特徴なので、仕切り役によって全然違うトークショーになります。
颯が仕切り役になると、個性豊かな凪と宮本の面白いショーが見られるかもしれません。颯はショーの観客となるのか、それとも被検体となるのか。颯の明日はどっちだ！？
凪が仕切り役になると、ファッションに興味津々な2人がその時期のトレンドファッションや新しいお店について教えてくれるかもしれません。凪には着せ替え人形になってもらいます。
宮本が仕切り役になると、双子トークが始まるかもしれません。話題を宮本に掘り下げてもらって、これまでのこと、これからのことを先輩の前で洗いざらい話してもらいます。

全然違う性格の3人ですから、お便りコーナーに対しては三人三色の反応も期待できるでしょう。お楽しみに！

【トゥーンさん】
はなデリカのリーダーは特段決まってはいませんが、もし決めることになるならばセンターに配置している颯にします。
颯は学生生活においても実行委員などをやっていたなど役職に付くことに慣れていると思ったので、ユニット活動においてもその働きを期待します。

宮本は他のユニット活動を観察している限り、サポート役に回った方が輝くと私は見ています。というのも、宮本はどうしても先輩として見られる立場である都合上、「リーダー」という役職まで付くと本人としては逆に動きづらいかな、と考えたからです。無論、本人の状況判断でメンバーにアドバイスをしたりアクションを起こすこともあるでしょうが、それは「いつもの宮本フレデリカ」としてやってもらいたいと思っています。

これは私の凄まじいド偏見になってしまいますが、凪や宮本にリーダーを任せるとユニットの癖が強くなりすぎてしまうので、少し颯が可哀想かもしれません。

【トゥーンさん】
多分とびっきり分かりやすく元気が良いものだと思います。
宮本は自分の気分をかなり自在にスイッチングできる人間であり、颯と凪はそれを知っています（『O-Ku-Ri-Mo-No Sunday！』のコミュより）。一緒に仕事をする折に宮本は２人に色々な質問攻めをされたでしょうし、その中にも「どうすれば緊張を振り払えるか、気分を切り替えられるか」というのがあったかもしれません。もしかしたらその時に、この3人の間で使える掛け声などを考案したかもしれませんね。

安直すぎて3人から呆れられが発生しそうですが、ユニット名の「はなデリカ」から取って順に「はー」「なー」「デリカ」「「「はなデリカ」」」でいかがでしょうか？

【トゥーンさん】
『デレマス』10周年、『デレステ』6周年、誠におめでとうございます！
私はランキング走者やユニット構成研究者でもない為、できることと言えばガシャ引いてMV見て、たまにイラストを描いてフンフンフフーンするぐらいしかできることがないですが、はなデリカのまた新たな絡みが見られるのを楽しみに今後も元気にやっていこうと思います。

また、このご時世コロナ禍ということもあり家に居る時間が長いので、デレステからインスピレーションをもらいながらバッジやブレスレッドといった手芸作品を作り始めるようになりました。はなデリカ以外のアイドルをモチーフにした作品も今後は作っていきたいです。

これはメンバーというより演者の方々に向けてですが、10周年ツアー福岡公演はお疲れ様でした。
奇跡的に3人が揃うライブで「人生初の現地参加」ができ、とても嬉しかったです。これからも応援しています！