人気ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(通称:デレステ)」には、個性あふれるアイドルがたくさんいます。
今回はしっかり者でおしゃれが大好きなアイドルの久川颯ちゃんについて、颯ちゃんの担当Pのまつもと詩織さんに彼女の魅力を紹介していただきました!
今回インタビューをさせていただいたまつもと詩織さんについて
Twitter:https://twitter.com/shiori1year
アイドルマスター シンデレラガールズの依田芳乃ちゃん、前川みくちゃん、久川颯ちゃんの担当Pさんです。
まつもと詩織さんとデレステの出会いについても聞いてみました。
Q.デレステを始めたのはいつ頃ですか?
サービス開始から少しして始めましたが、ガチャを回したりコミュを読み込んだりし始めたのは2019年に新生活が始まってからです。
Q.デレステを始めたきっかけはなんですか?
元々モバマスに触れていたので、その流れで始めました。
Q.デレステのPLvはいくつですか?
179です。
久川颯ちゃんについて
久川 颯(ひさかわ はやて)
プロフィール
身長 | 151cm | 年齢 | 14歳 |
---|---|---|---|
体重 | 42kg | 誕生日 | 6月16日 |
血液型 | B型 | 利き手 | 右 |
星座 | 双子座 | 出身地 | 徳島 |
スリーサイズ | 82/56/82 | 趣味 | ファッション・流行の店巡り |
CV | 長江里加 |
まつもと詩織さんによる、久川颯ちゃんの紹介
キラキラな世界に飛び込んで、大好きな自分を更新しながら、みんなに会いに行くアイドルです。ぱっちり大きな瞳にさらさらの銀髪、14歳にして将来有望なスタイル、まさに美少女!というビジュアルは大きな武器です。そして色んな衣装にバッチリはまったポーズを決められるポージングセンスは、そのビジュアルをさらに引き立たせています。
双子の姉、凪とはとても仲が良く、趣味は違っても支え合ってきた経験が、アイドルになってからも活きています。自分にはいまいちハマらないものでも、それを本当に好きな人がいること知っている……だからこそ自分の感性ですごい!良い!と思ったものへの反応も素直です。Pやファンにも「好きになってね」「いっぱい褒めてね」と、やってほしいことをちゃんと伝えて、「そしたらもっとすごいはーを見せるから!」と、こちらの好意を受け取って力にしてくれます。他人を巻き込んで、コミュニケーションの循環を作るのが上手いんですね。礼儀正しいけど敬語がちょっと苦手なのも可愛らしいです。
そんな颯が目指すのは、「昨日より今日、今日より明日、もっと可愛くてもっとすごい自分になること!」そして「みんなにはーを好きになってもらうこと!」まさしく風のような勢いで成長する彼女は、生き急いでいるようにも見えて少々危なっかしいところもあります。新しい挑戦のたびに、戸惑ったり不安になったりもしますが、「これだ!」というものを見つけて仕事に臨んでくれる姿は本当に頼もしくてカッコいいです。ぜひとも颯の仕事を見てくれる人や、その変化を見守ってくれる人が増えたら嬉しいです。
担当Pのまつもと詩織さんに久川颯ちゃんについて聞いてみました!
Q.まつもと詩織さんが颯ちゃんを担当し始めたきっかけを教えて下さい!
最新加入7人組の中でも久川姉妹は特に注目していました。2019年春は、僕も新生活が始まった時期だったので、すごく親しみやすく感じたんですね。それからしばらくは、もっと入れ込んでいる担当Pさんの話を聞くくらいだったのですが、2022年秋ごろから自分でも颯の好きなところを表現したいと思うようになりました。そうして見れば見るほど面白いところが出てきて、すっかり担当のひとりになりました。
Q.よく颯ちゃんと一緒にMV撮影するアイドルがいたら教えて下さい!
同身長ユニット「ユメミルオトメノ151’s」の5人で見ることが多いです。
Q.颯ちゃんとぜひユニットを組んで欲しいアイドルはいますか?
中野有香ちゃんです。アイドルになってから様々な挑戦や仲間との交流を通してオシャレを身につけていった有香ちゃん。一方颯は、地元では燻ぶっていたオシャレ欲を上京してからバンバン発揮しています。それぞれに磨いたファッションパワーを見せあってほしいですね。颯には武道の素質もあると思うので、長年空手に親しんでいる有香ちゃんに基礎を教えてもらったりもしてほしいです。
Q.まつもと詩織さんが1番お気に入りの颯ちゃんのカードを教えて下さい!
なんだかんだで最初のN+ですね。シンプルにカッコよくてさりげなく煌びやかな配色、着崩したジャケットや指ぬきグローブの指先まで、これから動き出していこう!という躍動感を感じます。
親愛度MAXセリフにも、この先続く颯のアイドル活動の要が詰まっていて大好きです。
Q.颯ちゃんのソロ曲「Packing Her Favorite」について紹介をお願いします!
キラキラポップで可愛くて楽しいサウンドに、旅支度の悩ましさと出発前夜のワクワクドキドキが詰まった最高の楽曲です。アイドル久川颯のホームポジションとしても、とても優秀な内容になっています。
颯は、具体的な自分らしさを掲げて臨むというよりは、新しい出会いに揺さぶられることを楽しみにできる子です。お仕事ごとに「どういう自分で行こう?」というのを「選んで工夫して」バッチリ魅せてくれます。そんな風に、絶えず更新し流転する自分を乗りこなすには「自信」が欠かせません。新しい挑戦には誰しも「期待と不安」がつきものです。それを「期待しかない!」と豪語する様子は「自信の表れ」でもあり、「危なっかしさ」でもあります。そんな颯を見守りたくなる気持ちにもなりつつ……このリズムの良い曲とともに飛び出していく颯についていくのが、ただただ楽しくなってくるのです。
颯がそうやってプログレッシブな旅をできるのは、颯の自由とらしさを願う凪のおかげでもあります。「凪ナイズ」という自分らしさを旗印にちょっと不思議な癒し系アイドルをしているのは、単に凪の趣味もありますが、安心できる実家として颯を送り出せるように……という意味合いもあるはずです。そうしてまた再会したときに、お互いにした自分だけの体験を語り合っているのでしょう。地元、徳島の名産に絡めた「すだちアイドル」としての可能性を覗かせるボイスドラマもぜひ聞いてください!
Q.ソロ曲以外に颯ちゃんが歌っている曲でおすすめのものを教えて下さい!
アイドルマスター16周年記念楽曲「VOY@GER」のソロバージョンですね。静謐なイントロに颯の伸びやかで楽しそうな歌声が乗って、壮大でサイバーな宇宙の世界に誘われる感覚が大好きです。
Q.他のアイドルが歌っている曲で、ぜひ颯ちゃんにカバーして歌ってもらいたい楽曲はありますか?
「Shabon Song」です。ゆったり跳ねたメロディの恋の歌を歌ってほしいですね。繊細な気持ちに戸惑うけど、前向きでいじらしい女の子……ってとても颯らしいと思うので、颯の涼やかで甘い声もきっと似合います。
Q.今後のデレステとモバマスへの意気込みや颯ちゃんへの思いをお願いします!
「アップデートし続ける」「お仕事に合わせてお気に入りをPackingする」といった活動スタイルゆえに、颯については見る人それぞれで印象が違うものになりやすいです。それは「誤解」というよりも、一期一会のような「それぞれの特別な関係性」だと思います。「アイドルとして輝く」「みんなとのコミュニケーションを楽しむ」という意思のしなやかな強さが久川颯のらしさです。より多くの人に、颯がそばにいる生活を大事に思ってもらえるような発信をしていきたいですね。色んな関わり方ができるのは強みですが、一貫性が掴みにくいのは難点なので、そこのカバーもしていきたいです。
次にどんな展開が来るかも予想しづらくて、正直、プロデュースに根気の要る担当アイドルだなと思っているのですが、それもまた一興です。風のように変化して颯のように進んでいく、その瞬間瞬間に宿る生命力を感じていたいです。
3つの項目を読めば分かる、久川颯ちゃんの魅力!
今回は颯ちゃんの魅力について、ボーカル・ダンス・ビジュアルのそれぞれに注目しながら3項目で紹介していただきました。
颯ちゃんの歌唱力に注目!2021年までのデレステでの魅力
2021年までにメインで登場したイベントコミュは「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」「comic cosmic」「TRUE COLORS」「VOY@GER」の4つです。楽曲やお仕事への理解度は、そのまま「集中して伸び伸び歌えること」に繋がります。颯は聞いた話を自分なりに言い換えるのが得意で、お仕事に合った自分を引き出してくれます。「comic cosmic」では、オフの時間に披露された先輩アイドルたちのコミカルな特技に圧倒されてしまいます。しかし本番は、アイドルのステージを見たことのない人に向けたもの。つまり「正統派という得意分野だ」と気づいて、自信満々な自分にバッチリ切り替えられました。それがイベントコミュ5話だったのに対して、「VOY@GER」では3話の時点で、自分にとっての楽曲の意味を見つけています。博物館のガイドさんの解説を聞いて、壮大な宇宙の話も自分ごとに置き換えられるほどのパラフレーズ力は、颯の歌の魅力をグンと引き上げています。ちなみに得意教科は「国語」だそうです。
ダンスに磨きをかける颯ちゃんに注目!2022年のデレステでの魅力
2022年の主な登場は「ストーリーコミュ69話『It’s Her Will』」「サマーサイダー」です。颯にとっては苦手と向き合った年だったと思います。
悠貴ちゃんとユニットを組んだことで、フィジカル面の不足が表出しましたが、仕事を乗り越えたときにはバッチリ体力もつきました。そして「自分の需要」とも向き合いました。これは、颯が総選挙などで結果を残しているこちらの世界の我々からしたら不思議なことですが、デレステ世界での颯は「このままではパッとしなくて埋もれてしまう」という描写がされています。そこで作中Pは、颯のテコ入れと「自分自身と向き合わせる」ということを一石二鳥でやろうとしたようです。そんな事情があって、2つのコミュで颯はだいぶ無茶苦茶な期待をかけられてしまいます。思い悩んで諦めかけた颯が、一度は振りほどいた期待の言葉を改めて拾い直すシーンには感激しましたね。挫折を意地で乗り越えても体を壊さないほどのポテンシャルにも目を瞠ります。(そして、悠貴ちゃんの友達想いなところやプロ意識にもグッときました。)
この年、颯の自信や人気が問題視されたことで、それまでの颯の実態が不明瞭になってしまいました。颯の一貫性を掴むのが難しいのは、そういう事情もあって仕方がないのです。しかし、確かなことに目を向ければ、良いことも色々あります。「本当の自分」に悩みながらも頑張る姿は、多くの共感を呼んで、見る人を勇気づけました。そしてその体験を通して手札を増やし、これまでのやり方では届かない層にも会いに行けるようになりました。無茶苦茶な期待にもバッチリ応えてしまう颯は、お人好しすぎて危なっかしくて、やっぱり目が離せません。
颯ちゃんのビジュアルに注目!モバマスで魅力
モバマスでの颯は「趣味:ファッション」を活かした展開をしていました。颯はとにかくシチュエーションに馴染むのが上手くて、それが自然と見栄えのいいポーズにも出ています。[飛躍祈願]では初詣の屋台ではしゃぎ、新春ライブのステージで堂々と大ジャンプを決めていました。セリフでも「これが、目の正月ってやーつ!」「はーの笑顔は、縁起がいい!」「Pちゃんの初笑顔も、ゲットしちゃったな~♪」「特技名:ハッピーニューミー」など、お正月ワードを颯流にアレンジしてどんどん使ってきます。
[ナイショのファッション]では、お忍びの変装に新しい楽しみを感じていたり、普段は着ないロリータファッションに挑んだりしていました。中でも印象深いのは、「衣装を見て、このポーズがパッと思い浮かんだの!さっすが~♪」というセリフです。ポーズや服装も非言語な「コミュニケーション」の一種です。環境から学習、吸収して培ったものを、シチュエーションに合わせて組み直し、一瞬のベストショットに籠められる。颯のポージングセンスのすごさが表れたセリフですね。
そして、中華街で撮影した[蝶々麗姫]。特技名である「はー的七変化!」というワードは、なんでも似合うし着こなせる颯の魅力をパッと伝えられるので、今後も使っていきたいですね。いつか颯が、ファッションの在り方でみんなをアッと言わせる日が来ることを信じています。