人気ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(通称:デレステ)」には、個性あふれるアイドルがたくさんいます。
今回は動物のキグルミを着ているイメージが強いアイドルの市原仁奈ちゃんについて、仁奈ちゃんの担当Pのwolcatさんに彼女の魅力を紹介していただきました!
今回インタビューをさせていただいたwolcatさんについて
Twitter:https://twitter.com/wolcatP1
アイドルマスター シンデレラガールズの市原仁奈ちゃんの担当Pさんです。
wolcatさんとデレステの出会いについても聞いてみました。
Q.デレステを始めたのはいつ頃ですか?
2015年11月頃です。
Q.デレステを始めたきっかけはなんですか?
モバマス時代に2Dでしか見られなかったアイドルを3Dで見たいと思ったからです。
Q.デレステのPLvはいくつですか?
352です。(2023.1.11時点)
市原仁奈ちゃんについて
市原 仁奈(いちはら にな)
プロフィール
身長 | 128cm | 年齢 | 9歳 |
---|---|---|---|
体重 | 29kg | 誕生日 | 2月8日 |
血液型 | B型 | 利き手 | 左 |
星座 | 水瓶座 | 出身地 | 静岡 |
スリーサイズ | 61/57/67 | 趣味 | 着ぐるみ集め |
CV | 久野美咲 |
wolcatさんによる、市原仁奈ちゃんの紹介
仁奈ちゃんの代表的なイメージを一言でいえば、「『キグルミが大好き』で『寂しがりや』な『甘えん坊』の女の子」といった感じでしょうか?
もちろん、これは今でもずっと仁奈ちゃんにとって変わらない大切な一面ではありますが、実は「今」の仁奈ちゃんはそれだけでなく、ものすごい成長を更に遂げているんです!!
このインタビューを通して、「過去」の仁奈ちゃんがどのような経験を経て「今」の仁奈ちゃんになったのかを、様々な角度からお伝えできればいいなと思っています。仁奈ちゃんは常に進化し続けているのに、私たちがいつまでも古いイメージのままで止まっているのは非常にもったいないですからね。
担当Pのwolcatさんに市原仁奈ちゃんについて聞いてみました!
Q.wolcatさんが仁奈ちゃんを担当し始めたきっかけを教えて下さい!
最初の自己紹介で、2015年からデレステを始めたと言いましたが、実は仁奈Pになるまではずっとかなりのライトユーザーで、特に担当という概念もなく、コミュもあまり見ておらず、ただ何となくMVを見るだけで満足していました。
そんな中、たまたま気が向いてふと見たデレステの「市原仁奈とのメモリアル1」が最初のきっかけでした。
当時はまだ仁奈ちゃんについてほとんど何も知らず、「○○でごぜーます!」みたいな変わった語尾の女の子だなぁ…くらいの知識しかない状態でこのコミュを見たので、何故アイドルになりたいと思っていたわけでもない女の子が、突然このような形で事務所に連れてこられたのかよく分からず困惑し、すぐさまモバマスデレステ問わず片っ端からあらゆる情報を調べていくうちに、仁奈ちゃんの寂しがりな性格や人懐っこさに庇護欲が刺激され、いつも仕事が忙しくて一緒にいられないパパとママの代わりに仁奈ちゃんのことをちゃんと見てあげられるのは自分しかいない!!というきもちになり、気づけば仁奈ちゃんのことを考えない日はなくなっていました。あのときの衝動がなければ、今こうして仁奈Pとして活動することはなかったでしょうね。
ちなみに、仁奈ちゃんのパパとママの職業についてはまだ明かされていませんが、私も両親が共働きで家にいないことが多く、子供の頃はよく親戚の家に預けられたり留守番をしていた時期があったので、そういった部分でも無意識に共感していたのかもしれません。
Q.よく仁奈ちゃんと一緒にMV撮影するアイドルがいたら教えて下さい!
2人MVなら遊佐こずえちゃん、3人MVなら横山千佳ちゃんと龍崎薫ちゃん、それ以上の複数人MVは、L.M.B.Gメンバーから選抜して見ることが多いです。
Q.仁奈ちゃんとぜひユニットを組んで欲しいアイドルはいますか?
乙倉悠貴ちゃんとはSSR[ぴかぴかのさくらぐみ]やデレぽなどで共演していますが、ユニットとしての活動はまだないので、是非仁奈ちゃんとユニットを組んでもらって、乙倉ちゃんのおねーさんな一面をたくさん見てみたいですね。
あと、SR[聖なる夜のその前に]イヴ・サンタクロースの特訓前にいるメンバー(イヴ・サンタクロース、市原仁奈、成宮由愛、古賀小春、浅利七海)が個人的にめちゃくちゃ好きで、バランスもすごくいいと思っているので、いつか正式なユニットとして活躍してほしいです。
Q.ぜひ一緒に撮影して欲しいアイドルや撮影におすすめの楽曲があれば教えて下さい。
仁奈ちゃんは身長が128cmと、全アイドルの中でも千佳ちゃんの次に小さいので、大体20cm以上の身長差があるアイドルと一緒にMVを見ると、他のアイドルではなかなか見られない見切れ方をするのは、むしろ魅力の1つだと思っています。特に仁奈ちゃんの場合は、まんまるの頭が画面の端からちょっと出てるだけでもこけしみたいでめちゃくちゃかわいいですし、眉毛まで見えていればそれはもう完璧です(笑)
オススメを1つ挙げるなら「凸凹スピートスター」ですかね。冒頭の方で一緒にドヤ顔してるのは間違いないのに、ぴょこんと頭しか見えない愛くるしさが 何とも言えません(笑)
是非あなたのおねーさんな担当アイドルと、いろいろなMVで仁奈ちゃんのちっこさを体感してみてください。
Q.wolcatさんが1番お気に入りの仁奈ちゃんのカードを教えて下さい!
SSRの紹介は後ほどあるので、ここではSRの中から1番を選ぶとすると、[きらきらのせかい]の特訓前です。
理由は「キラキラの瞳」と「ピンクの浴衣」です。
仁奈ちゃんにとって「キラキラの瞳」は大きな特徴のひとつであり、このイラストはまさにビー玉のように綺麗で真ん丸な大きい瞳が、俯瞰からの構図で最も強調されて描かれているところが特に好きです。
また、個人的には仁奈ちゃんに一番似合う色が「ピンク」だと思っているので、このように色とりどりの星や花が描かれたピンクを基調とした浴衣と、ちょっぴりおねーさんなダリアの髪飾りという、割とシンプルな構成で仁奈ちゃんの魅力を最大限に引き出せているのは本当に素晴らしいと思います。
Q.仁奈ちゃんのソロ曲「みんなのきもち」について紹介をお願いします!
CINDERELLA MASTERの第7弾として、2015年2月4日にCDが発売されました。ジャケットは「ヒヨコ」のキグルミを着た仁奈ちゃんで、特訓後は「ニワトリ」に成長します。それから約2年半後の2017年7月28日にデレステに追加されました。
MVでは、まるで教育番組を連想させるにぎやかなステージで、歌詞に合わせていろいろな動物の真似をした振り付けをしたり、元気いっぱいにステージを駆け回ったり飛び跳ねたりと、まさに「うたのおねーさん」のきもちになれる曲です。
また、仁奈ちゃんをセンターにすると瞳にキラキラエフェクトが入ったり、バックダンサーが共通衣装であれば動物の肉球をつけてくれるなど、特別な演出があるのもうれしいですね。
Q.仁奈ちゃんが歌っている曲でおすすめのものを教えて下さい!
「Hungry Bambi」です。
イベント予告の時点で、すでに若干不穏な気配はありましたが、「Bambi」という言葉のイメージやユニットメンバーの雰囲気から、いつも通りのかわいくて楽しい感じの曲なのかなぁと想像していましたが、実際のこの曲のコンセプトは「ハングリー精神」と「新たな成長性」であり、いつまでも大人の言うことをただ聞くだけの子供ではなく、貪欲に前へ進んで行くことを決意した少女たちの強いメッセージが込められている、いい意味で私の期待を尽く裏切ってくれた非常に印象深い曲です。
まさにそれは「今」の仁奈ちゃんにぴったり当てはまるからこそ、キュリオスターのメンバーに選ばれたのだと思います。
ちなみに2DリッチMVは、3DMVよりもストーリーが分かりやすくなっているので、まだ見たことない方はぜひ一度ご覧ください。仁奈ちゃんの貴重な怯え顔も見られますよ!
Q.他のアイドルが歌っている曲で、ぜひ仁奈ちゃんにカバーして歌ってもらいたい楽曲はありますか?
Q.仁奈ちゃんのコミュでイチオシのものがあれば教えて下さい!
最初の仁奈ちゃんの紹介でも少しお話した、仁奈ちゃんの気持ちや行動の変遷に関わる重要なコミュとして、以下の4つを挙げさせていただきます。
ストーリーコミュ第46話「Stay by my side」
2017年7月28日にデレステに追加されたストーリーコミュで、達成すると「みんなのきもち」がプレイできるようになります。
ひさしぶりに帰ってくるパパと一緒に過ごすため、アイドルのお仕事をお休みさせてほしいというなかなか衝撃的なシーンから始まり、代わりにお仕事を引き受けてくれたありすちゃんと桃華ちゃんのおかげで、パパやママとたくさん楽しい一時を過ごせた仁奈ちゃん。しかし、そんな幸せな時間はいつまでも続かず、いよいよパパが海外に戻らなければならないことを不意に知ってしまった仁奈ちゃんは、その場を飛び出してしまいます。またこれまでのように悲しい気持ちのまま終わるのか…?と思いきや、心配して駆けつけてきてくれたありすちゃんと桃華ちゃんから、お互いのきもちを確認するためにもパパたちと一度ちゃんと話し合ってみませんか?とアドバイスをもらった仁奈ちゃんは、ここでついに初めてパパとママ3人でじっくり話し合いました。その結果、みんな「おんなじきもち」だったということに気づき、これ以降のコミュやセリフでは、仁奈ちゃんがパパやママと一緒に過ごしている様子を伺える描写が格段に増えました。
繰り返しになりますが、仁奈ちゃんにとって「パパとママと過ごす時間」がどれだけ大切なことなのかを理解した上で、是非「今」の仁奈ちゃんを見てもらいたいです。
「Snow*Love」コミュ
2020年12月20日にデレステで開催されたイベントのコミュです。
先ほどのストーリーコミュを経て、家族との向き合い方を改め、大きな成長を遂げた仁奈ちゃんの「今」の気持ちや行動の変化を「過去」と比較するのに最も適したコミュだと個人的には思います。
このイベントでは、予告の時点で「仁奈ちゃんがクリスマスをパパとママと一緒に過ごせない」という、まさかのとんでもないネタバレをされていたので、これから一体どうなってしまうのか…と始まる前はかなり心配していましたが、冒頭から仁奈ちゃんは今までとは明らかに違う強さを見せてくれました。
このあとのシーンで雫ちゃんたちも心配してくれていたように、これだけだと仁奈ちゃんがただ強がっているだけにも見えかねないですが、これまでの仁奈ちゃんの気持ちの変化をちゃんと知っていれば、これがただ寂しさを紛らわせるための言い訳ではなく、パパやママと「おんなじきもち」になるための前向きな選択をしたいという「今」の仁奈ちゃんの本心であることはわかると思います。
また、第3話ではトモミちゃんという11歳の他事務所のアイドルと一緒にお仕事をするのですが、休憩中に突然トモミちゃんが控え室から抜け出してしまいます。それに気づいて追いかけてきた仁奈ちゃんに、トモミちゃんは「せっかくのクリスマスなのに仕事なんてしたくない。パパとママと一緒に過ごしたかった。」という気持ちを吐露します。
そう、それはまさに仁奈ちゃんの「過去」そのものです。昔の仁奈ちゃんなら、同じように嘆いて一緒に逃げ出していたかもしれません。しかし、そんな「過去」をすでに乗り越えた「今」の仁奈ちゃんだからこそ、同じ苦しみを抱えたトモミちゃんを見事に説得できたのです。
たった9歳の小さな女の子が、11歳のおねーさんをこんなにやさしくしっかりと励ませるほど大きくなった姿を見て、思わず目頭を押さえない人なんているのでしょうか…?
そして第4話では、予定より仕事を早く終わらせて駆けつけて来てくれたパパが、年末年始を一緒に過ごせるようになったと伝えるのですが、仁奈ちゃんはもう以前のように仕事をお休みすることはなく、ライブで頑張っている自分を見に来てほしいと約束できるほど立派に成長しました。
シンデレラヒストリー「ふえゆく、だいすき」
2021年3月5日にモバマスに追加された、仁奈ちゃんの「過去」を振り返るエピソードです。
このコミュでは、「仁奈ちゃんがキグルミを着るようになったきっかけ」が初めて明らかにされました。それまで私は「パパかママの趣味でキグルミを着せていて、かわいいと褒めてくれていたから好きなのかな?」と勝手に推測していましたが、実際は仁奈ちゃんが5歳の時にお遊戯会で用意されたタヌキのキグルミを着たときに、園長先生や同級生に褒められたことがきっかけで、それからずっとキグルミを好きでいたという事実は、個人的にはなかなか衝撃的でした。そして、みんなに褒められてうれしくなった仁奈ちゃんが真っ先に考えたことが「パパとママにも見てほしい、かわいがってほしい」という、仁奈ちゃんの純粋無垢さがこの頃からずっと変わらないのも、非常に健気でとても印象的でした。
[ぴょんぴょん☆にゅーいやー]特訓後親愛度MAXコミュ
後でSSR紹介の方でも詳しく説明させていただきますが、こちらは今年の新年最初の限定ガシャにて追加された、仁奈ちゃんの最新のSSRです。
特訓前では千枝ちゃんとこずえちゃんと一緒におもちをにょいーんして、みんなと楽しそうにお正月を迎えている様子が非常に微笑ましいですが、私が特に注目して見ていただきたいのは、特訓後の親愛度MAXコミュです。ここに仁奈ちゃんの「過去」と「今」が全て詰まっています。
Q.今後どんな衣装の仁奈ちゃんのSSRが見てみたいですか?
ありがたいことに仁奈ちゃんは洋装から和装まで幅広い衣装を用意していただいているので、これ以上望むのはワガママなんじゃないかと思うほどですが、強いて言うならまだ「キグルミ要素100%」の衣装がないので、例えばSSR[笑うたい樹]上田鈴帆のような、めちゃくちゃ振り切った感じの衣装でも、仁奈ちゃんなら間違いなく着こなせるので、いつかそういう原点回帰をする日が来るのを期待しています。
Q.今年のデレステのCMでは仁奈ちゃんがメインにもなっていますが、初めてCMを見た時の気持ちを教えて下さい
私は年が明けた直後にTwitterで初めて見ましたが、あまりのうれしさにテンションが上がりすぎて、なかなか寝つけず寝坊してしまい、見ようと思っていた初日の出を見逃しました…(笑)
仁奈ちゃんが新年からこんな風に元気いっぱいお仕事を頑張っているなら、私も気合を入れてお仕事も推し事も頑張らなきゃいけないなという気持ちになりました。
ほとんどの人は、仁奈ちゃんが突然CMに大抜擢されて驚いていたようですが、個人的には、これはある意味必然だと思っていました。
というのも、今年は仁奈ちゃんの初登場(2011年12月28日)からちょうど干支が一周したタイミングであることや、モバマスの2011年から2012年(卯年→辰年)の年越しイベントで、ウサギ(特訓前)からドラゴン(特訓後)に変身する衣装が実装されたというのは、当時からプレイしていた人たちにとっては常識だそうですが、それ以外にも、そもそも仁奈ちゃんが「’1’原’2’奈」という’十二’支を意識した名前であったり、ヘビの気持ちがつかめなかったシンデレラガールズ劇場第68話(2013年=巳年)や、特訓後の背景が羊まみれのSR[にゅーいやー]の登場(2015年=未年)など、仁奈ちゃんと干支に関連するエピソードはたくさんあります。
その後もデレステやシン劇アニメ、U149など、仁奈ちゃんの活躍の場はどんどん広がっており、私が調べた限りでは、2019年3月23日に更新された第3芸能課だよ 第3話「そうこにいいものあったでごぜーます!」でトラのきもちになった(?)仁奈ちゃんが登場した時点で、ついに仁奈ちゃんだけで十二支に関連のある衣装やカードは全て揃っていたことが確認できました!!
SfC予選Cを間近に控えたこのタイミングでのCM登場や新規SSR追加など、新年早々大活躍してくれている仁奈ちゃんにとって、今年こそは飛躍の年となるように、まずは予選突破に向けていろいろな活動を頑張っていきたいです。仁奈ちゃんの応援をどうぞよろしくおねげーします!
Q.今後のデレステへの意気込みや仁奈ちゃんへの思いをお願いします!
MVや衣装のクオリティが年々上がっていて、この先一体どこまで進化していくのか、展開が非常に楽しみです!
またARについても、新たなプロデュースの形として、より多くの方に興味を持ってもらえると個人的には非常にありがたいです。
自己紹介でも少しお話しましたが、私はアイマスに熱中するまでに3年以上の時間がかかるほど、普段から何事に対しても無気力な人間でした。しかし、“市原仁奈”という存在をきっかけに私の人生は激変しました。仁奈ちゃんは、初めは人一倍寂しがりで、自分を構ってくれる相手を常に求めていた幼い少女だったのに、たくさんのおねーさんたちといろいろなお仕事を経験していくことで、「過去」を少しずつ受け入れられるようになり、今ではかつての自分と同じ経験で悩んでいる人たちを元気づけてあげたいと手を差し伸べられるほど、立派なおねーさんに成長した姿を見届けていくうちに、仁奈ちゃんはこんなに絶えず前へ進んでいるのに、自分は一体いつまで停滞し続けるんだろうと考えるようになりました。今でこそ、仁奈ちゃんの魅力を伝えるためにTwitterを中心に様々な活動をしてみたり、こうして自らの意思でインタビューを受けてみようと思えるようになったのは、全て仁奈ちゃんのおかげです。これからも仁奈ちゃんの成長を見守りつつ、一緒に“たのしいえぶりでー”を送り続けていきたいです。