国際ゲーム開発者協会(IGDA)ではGDCやE3といった世界の主要ゲームイベントに対して、スカラーシップ(奨学生)プログラムを実施し、幅広い層を対象にイベント参加、スタジオ見学といったサポートを行っています。国内においてもコンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス(CEDEC)・TGS向けに2011年からプログラムを実施しており、これまでに約150名が参加いたしました。
特にTGSスカラーシップでは2019年に、東京ゲームショウのインディーゲームコーナーに設けられるIGDA日本ブースをスカラー生に解放し、自作ゲームの展示機会を提供。来場者に自作ゲームをプレイしてもらい、フィードバックが得られるという、他では得られないプレミアムな体験を提供しています。
そこでコロナ禍によりTGSがオンライン開催となった本年度も、TGSスカラーシッププログラムとして、ゲーム業界志望の学生を対象に、自作ゲームの展示機会を提供いたします。
出展希望者は下記より9月12日(日)までに、お申し込みください。
募集要項
TGS2021オンラインのインディーゲームコーナーに、IGDA日本の出展者ページが設置されます。このページを経由して掲示・紹介する学生ゲーム作品を9作品程度募集します。
対象者
18歳以上の専門学校生・短大生・大学生・大学院生、または卒業後半年以内で、将来日本のゲーム業界に進みたいという強い意思を持っている方。
個人でもグループでもかまいません。グループの場合は全員が条件を満たす必要があります。
グループの場合は代表者が応募してください。
過去のCEDECおよびTGSスカラーシップ合格者は除きます
作品規定
TGS2021オンラインのインディゲームコーナー規定に準じます。詳細はTGS公式サイト( https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2021/ )でご確認ください。
開催期間中に第三者がダウンロードして遊べる必要があります(ストアなどですでに公開・販売済みの作品を含みます)。
ゲームジャム等のイベントや、学校の課題等で制作したゲームでもかまいません。
一人につき一作品です。個人とグループの重複応募はできません。個人で応募した場合、他のグループのメンバーの一員になることはできません。
応募方法
ゲームの内容がわかる動画(プレイ動画など)を作成し、他の質問項目とともに、申込みフォームより投稿してください。公開済みのPVなどでもかまいません。
応募においてはFacebookのアカウントが必要です。すべての合格者は情報共有、連絡用にFacebookの専用グループページに登録します。
採択後
採択作品は後日指定する仕様にもとづき、展示用にゲームの内容がわかる動画(プレイ動画など/最大3分)を作成し、提出していただきます。動画はIGDA日本が編集し(1本の動画にまとめて)、YoutubeのIGDA日本チャンネルにアップロード後、IGDA日本の出展者紹介ページで掲示されます。
https://www.youtube.com/channel/UCBRk2hnOuRSMdADfD7-YfIg
採択者は顔写真とともに、氏名・学校名などを含む簡単なプロフィール文章を作成していただき、作品とともに掲示していただきます。
採択者は参加後、IGDA日本によるアンケートに協力いただきます。アンケートは本プログラムの改善の為に活用されます。
■IGDAおよびIGDA日本について
国際ゲーム開発者協会 ( http://www.igda.org/ )は1994年に設立され、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本部を置き、全世界で1万人超の登録会員を数える、ゲーム開発者個人を対象とした国際NPO団体です(カリフォルニア州法に基づくNPO法人)。日本支部は2002年に設?され、2012年12月にNPO法人に認定されました。ゲーム開発者間の情報共有とコミュニティ育成を通した社会貢献をミッションに掲げて、さまざまな活動を行っています。
NPO法人IGDA日本公式サイト http://www.igda.jp/