今日10月21日は、任天堂ゲームボーイカラーが発売された日。
1998年10月21日に発売されたゲームボーイカラーは、4階調モノクロで表現されていたゲームボーイに対し、32768色中のうち最大56色表示可能とした画期的なカラー画面を持つハードウェア、画面表示性能の飛躍的向上でかなりの注目を浴び店頭でも盛り上がっていた様子を覚えている。カラーに非対応のゲームソフトでも、擬似的カラーをゲームボーイ起動画面で設定しカラー化して遊ぶことが出来た。
1998年のきょう､ゲームボーイカラー(Gameboy Color)発売!!
元々白黒だったゲームボーイに､カラー表現ができるようになったハード｡
既存の一部ソフトには､特定の配色がなされることもありました｡
赤外線通信機能も搭載｡#スマブラSP pic.twitter.com/ogitS9WQ6j— 桜井 政博 / Masahiro Sakurai (@Sora_Sakurai) October 21, 2021
前述した通り、カラーに非対応のゲームソフトでも遊べる通り、ゲームボーイとの互換性を持ち、過去のソフトも以降に発売されたソフトも遊べ、当時ではいわば最強の携帯ゲーム機であった。ハードウェア面の互換性もあり、通信ケーブルや電池なしで遊ぶためのACアダプタもそのまま使えることがユーザーには嬉しい仕様だった。
現在のゲーム機はバッテリーが内蔵され、充電しておよそ4-5時間連続プレイ出来る仕様のものが一般的だと思うが、当時は単3乾電池を使うことが一般的でゲームボーイカラーはカラー液晶を採用しながら省電力な設計を実現しており、単3乾電池を2本装着した状態で今では考えにくい20時間の連続プレイが可能だった。
2001年3月21日に、さらに互換性のあり、32768色のカラー表示を実現した次世代機『ゲームボーイアドバンス』発売されてからは徐々に衰退していくものの、ゲームボーイアドバンスは発売されてもゲームボーイカラーを持ち歩いて遊んでいた当時の同い年の友人が多くいたことを鮮明に覚えている。