「pubg japan esports conference 2020」企業カスタムマッチ優勝チーム 【株式会社エルバーククオリティ】スペシャルインタビュー

2020年9月27日に「東京ゲームショウ2020オンライン」内での公式出展社番組「pubg japan esports conference 2020」にて開催された企業チームを招待したカスタムマッチ企画で見事優勝した株式会社エルバーククオリティ。(以下エルバークPUBG部)
今回はエルバークPUBG部の優勝を記念して、岩田選手と嵐選手にインタビューで練習風景などの背景エピソードから次回大会に向けての意気込みを語っていただきました。

 

スペシャルインタビュー動画

 
――― 優勝おめでとうございます。振り返ってみていかがですか?

岩田選手:ありがとうございます。
まず正直な所、メンバーみんなが優勝したことに対して驚いています。
まさか優勝するなんて…

嵐選手:やってしまった感ありますよね。やっちゃったみたいな(笑)

岩田選手:去年2019年の企業対抗戦に出場させていただいたのが一番最初のデビューだったんですけど、そこからメンバーもいろいろと変わりまして。今年東京ゲームショウの大会に出させていただくまではみんな遊びながらっていうようなサークル活動の中で仕事終わりにオフィスでやったり、コロナの影響から自宅でみんなで時間を合わせてやったり楽しんでいたところから優勝させていただいて…いよいよチームとして練習しなきゃな!っていう雰囲気になってきていますね。

 
――― 練習するための時間をどのように確保されてきたのでしょうか?

岩田選手:やっぱり仕事終わりからになるのでだいたい集まる時間はご飯食べたりして夜の10時から11時くらいで、深夜3時から4時までやっていましたね。
仕事の調節とかも終わったあと、すぐに仮眠をとってご飯食べてお風呂入ってとかだったので、結構大変でした。

嵐選手:仕事だけじゃなくて家庭を持っていて子供が産まれたばかりなので(子供を)抱えながら片手でゲームやりながらみたいな(笑)

岩田選手:夜泣きとかもある!

嵐選手:そうそうそう。なかなか時間を合わせるのが難しかったので、極力みんなが集まれる時間が11時からとかが基本だったので、いろいろ家事を終えてから集まってやっていた感じですね。

岩田選手:ちょっと皿洗ってきますとか(笑)

嵐選手:そうそう(笑)子供が泣いたので行ってきますとか。

岩田選手:なので、練習時間を取るため仕事や家庭の調整を疎かにしないようにやってました。

 
――― PUBGのチームとして、強くなるコツなどはありますか?

岩田選手:そうですね…個人的には、みんな上手とはなかなか言えないところはあるんですけど、「チームで連携をとっていく」っていうところに一番こだわって練習していました。
やっぱりこのゲームの醍醐味でもあるんですけど、個人でそんなに上手くなくてもチームで連携して戦略をたてていければ「強いプレイヤーにも勝てる」っていうのが1番で。
私達チームも4人でどういった動きをしていくのかっていうのを徹底して連携を意識して練習してたので、チームとしての動きが連携できるようになれば強いプレイヤーにも勝てるのかなと思います。
特に、4人のチームの中でもさらに2人で(岩田選手と嵐選手)役割を与えられて、2人での連携っていうのもかなり(笑)

嵐選手:そうですね。基本やっぱり1人で居るよりかは2人、多人数で居たほうが確実に負けることは少なくなるので、確率を高くしていくのであれば「連携」ですかね。
特にここ(岩田選手と嵐選手)は前線を張ってきたので。アタッカーというポジションの中で敵をしっかり倒していくっていうポジションがハマっていたから上手くなっていったっていうのもありますね。

岩田選手:そうね。やっぱり欠点を補うような形でみんなで連携して練習していけば「強い人にも勝てるよ」っていうのを見せられればいいなと思います。

 
――― eスポーツチームが出来上がったきっかけは?

岩田選手:きっかけは2年前くらいですかね。ちょうどPUBGモバイルがアプリとしてリリースされて3ヶ月くらい経った後なんですけど、そういったゲームがリリースされたよってお話を聞いて私個人がやり始めたんですけど、他にも同時期にやっている社員が数名居て「一緒にやりましょうよ!」って業後のオフィスで端っこに集まってゲームを始めていったってのがきっかけで。
盛り上がるとハマってしまうゲームだったので、時には隣の部屋で会議がある中で声を小さくしてやってたりとかしてました。
今のメンバーになったのはいつ頃から…?

嵐選手:たぶん1年前くらい?僕は「PUBGやる?」みたいな感じに岩田さんに言われて。
「そもそもPUBGって何?」てな感じで調べたら、TPS・FPS視点の4人で「ドン勝つ」するっていうゲームで…。
他のメンバー2人が入ったきっかけって何ですか?

岩田選手:他2人は…元々1人は私と同時期くらいに始めてずっと居るメンバーなんですけど、もう1人は入社の面接で履歴書に”PUBGモバイル”って書いてあったんで(笑)
ランキングがゲーム内にあるんですけど、そこでランカーだったみたいで「なんだその人は!」って。営業として入ってきたので「やってるんでしょう!?」って声をかけたのがきっかけで、今の4人のメンバーが出来上がりましたね。

 
――― これまでやりこんできたゲームを教えてください。

岩田選手:私の世代だと「ポケモン」から始まり、そこから「モンスターファーム」へ…特にやり込んだのは「アーマード・コア」っていうロボットシューティングゲームなんですけど、コントローラーのボタンを常に全部使って操作していくようなゲームで、凄いハマってやりこみましたね。

嵐選手:僕はFPSから始まってオンラインゲームから手を出したんですけど、「サドンアタック」っていうゲームが僕がFPSを始めた原点になるゲームで。実況者をやってて、オフライン大会の実況とか実施したりプレイヤーとしてランキングに乗っかったりっていうのをしていましたね。
あとはLoL(リーグ・オブ・レジェンド)っていう今流行ってるゲームも今自分の中で凄いハマっていて結構やったりしますね。

岩田選手:今も平行して?

嵐選手:やってます。
今ちょうどスマホ版が来ているのでダウンロードしようかなって思ってます。

 
――― 次回の出場予定の大会など、予定はございますか?

岩田選手:今スケジュール的に公式なのはまだわからないんですけど、来年の3月にローカルなんですが各企業が集まって試合をする「企業懇親戦」っていう大会がありまして。そこには出る予定で調整しています。公式の大会も発表されれば積極的に会社としてメンバーみんなで出ていきたいなと考えています。

 
――― 出場予定の大会に向けて意気込みをお願いします。

岩田選手:チームとしてはまだまだ連携に問題・課題が残っていますので、そこを見直して。そして個人としても上手くなれように練習していきたいですね。
…なんか個人目標とかある?

嵐選手:そうですね。自分は個人能力が高いほうだと過信していて。(笑)
やっぱり撃ち合いがかなり強いと自分でも思ってるんですよ。なんですけどやっぱり、チームの連携は基本的にまだ固まってないところもあって…そこを固めていけばもっと上手くなる感じがするので、伸ばしていければいいのかなと思っています。
 
エルバークPUBG部 嵐選手/岩田選手