オープンワールド向けFlowブロックチェーン「東京ゲームショウ2021」に出展決定!
NFT、メタバース、ブロックチェーン・ゲームのために作られたFlowブロックチェーンは、9月30日に東京ゲームショウ2021に出展することに決定した。FlowブロックチェーンはCryptoKitties、NBA Top shot等のNFTアートを発行したことで注目を集めたプラットフォームであり、近頃日本OVOプラットフォームに投資したことで話題になっている。
Flowについて
会社名:Dapper Labs Inc.
事業内容:ブロックチェーン基盤の運用及びアセットの開発・運営・販売。
ホームページ:https://ja.onflow.org/
NFT関連銘柄として注目されていたFlowは、レイヤー1ブロックチェーンとしてNFTコレクタブルとゲーミングをサポートするために一から作られたのである。Flowを開発するDapper Labsは、『NFTブランドメーカー』として名を挙げており、手掛けているCryptoKittiesやNBA Top Shotなどはすでに人気NFTゲームとして定着している。従って、「Dapper Labsが押している銘柄はやがてブームとなる」というフレーズが流行り出しても、さほどおかしくないのである。
Flowブロックチェーンの特徴
Flowブロックチェーンを開発したDapper Labsは、これまでにCryptoKittiesを含めた様々なブロックチェーンゲームを世に送り出してきた。CryptoKittiesは、バーチャルネコを育成するブロックチェーンゲームとして、今回の「東京ゲームショウ2021」で出展することになる。
CryptoKitties、つまりバーチャルネコ育成ゲームは、一時イーサリアムネットワーク全体に影響を及ぼすほど取引されていた。そもそもDapper LabsはCryptoKittiesを運営する中で課題となったスケーラビリティの問題を解決するためにFlowブロックチェーンを開発しており、開発者目線で作られたブロックチェーンとして、非常に学習しやすいケイデンスという言語が採用されている。暗号通貨やブロックチェーンに関する専門知識がなくても、簡単に開発できる豊富なSDK(ソフトウェア開発キッド)をも用意されているため、技術者の新規参入がより簡単になっている。
Flowブロックチェーンはブロックチェーンゲームとの相性が優れているため、将来的にNFT、ブロックチェーン・ゲーム、メタバース等プラットフォームの中心となるだろう。
Flowブロックチェーンの日本マーケティング戦略
9月頃、Flowは日本NFTプラットフォームであるOVOに投資し、タッグを組むことになったのである。OVOは7月頃、有名なLINEスタンプ「にゃっちーず」のNFTを発行したことで話題を沸騰させたが、この度、Flowの投資を契機として、OVOはFlowエコシステムに組み込まれることになり、これから生み出されるシナジー効果が期待されている。