【ポケモンユナイト】テストプレイインプレッション!戦略と相手の駆け引きが勝敗を分ける。

株式会社ポケモンと、Tencent Gamesのゲーム開発部門であるTiMi Studiosが共同で開発した、ポケモンシリーズ初の初の戦略バトルゲームNintendo Switch版『ポケモンユナイト』のネットワークテスト版が6月24日から配信されています。ネットワークテストの開催期間は本日6月24日12:00~6月26日23:59まで!本作は、5vs5のチームバトルで、野生のポケモンを倒したり、相手チームのポケモンを倒したりすると、エオスエナジーを獲得でき「エオスエナジー」を相手ゴールに入れるとスコアを獲得!ゴールに入れた点数が高いチームが勝利する、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)形のゲームだ。

本記事では、簡単に本作のプレイレポートをお送り致します。

プロローグ

オープニングが再生

ゲームを始めると、本作のゲームその姿そのものを表したポケモンたちがユナイトバトルを始めるムービーが流れる。
本作のユナイトバトルで登場するポケモンは、必ずLv1からスタートするが、進化済みのポケモンがLv1に戻り進化前の姿に戻る様子が見られた。

トレーナーのキャラメイク要素有り

ユナイトバトルがメインコンテンツのゲームではあるが、トレーナーの姿を決める要素があるようだ。
髪型や色、顔つきや性別などをお好みの姿に出来るようになっている。
プレイヤーのプロフィール等に使うコンテンツなのかもしれない。

ユナイトバトル本番

ユナイトバトル本番ということで、早速マッチングしてみると、待機時間ほぼなしでプレイヤーが集まった。
筆者のマツは遠距離型が好きなタイプなので「フシギバナ」を選択してみることとする。
この画面で、仲間にどのようなメンバーがいるのか確認することが出来た。
こちらがマッチング後のスタート直前の画面だ。
敵のチームはどのようなポケモンがいるのか確認することが出来る。苦手なポケモンや相性が悪いポケモンとは極力遭遇しないようにするか、相手の編成を確認してどのような連携で攻めていくのか、このタイミングで考えておくと良いかもしれない。

例えば、敵のチームにいる「アブソル」は耐久力は低いものの高い攻撃力と機動性を兼ね備え、考えなしに突き進んでしまうと火力負けしてしまう。
やばいと思っても高い機動性と攻撃力で逃げ切れずに一方的に攻撃を受けてしまうので注意が必要だ。

ここで再確認しておきたいが、本作はチーム戦略バトルゲームである、ユナイトバトルのフィールドは左右の2本に分かれており、相手ゴールエリアにいかにゴールを決め得点を稼げるかが勝敗を分かつルールになっていることを念頭に入れておこう。

ユナイトバトルスタート

ユナイトバトルが始まったが、全ポケモンがLv1からのスタートなのでむやみに突っ込まず、とりあえず野生のポケモンを倒して自身を強化しつつ「エオスエナジー」を集めていこう。
レベルが上がると、新しい攻撃技を覚えて戦闘を有利に進めたり、ポケモン次第では進化する。

戦略が大事と噂で聞いていたこともあり、仲間の「ヒトカゲ」と2人で行動するようにしていたのは大正解だった。
画面はゴール後だが、ゴール前にいたポケモンを、2人で連続で攻撃することで、相手が怯んでいるうちにやっつけることが出来た。

お互い大きなダメージも受けず、そして高い得点をゴールイン出来たのも、こうした2人でタッグを組むなどの戦略が生かされたからだと思う。

マップを見ていないと…

バトル後半、マップを確認せずにゴール目指して突き進んでいたら、3体も待ち構えていたポケモンに遭遇し、「ヤバい」と思った瞬間にはやられていた。
「ヤドラン」の持つ技「なみのり」を複数回受け移動速度も落ちているのに怯んでしまった。
19点の「エオスエナジー」を落としてしまう大失態、まさに戦略負けしまった例である。

ここまでの道中、「フシギバナ」の遠距離攻撃を活かし、敵とほど良い距離を空けながら攻撃しつつ移動していたら、相手ポケモンによっては一方的に攻撃出来る時間がたくさんあった。
ポケモンの特性を理解して立ち回ると生存率を大幅に上げることが出来るはずなので、皆さんのプレイする時は意識してみると良いかもしれない。

無事勝利へ

自チームは無事勝利することが出来た、しかも自分が一番チームに貢献出来ていたようで、王冠マークが表示されていた。
この、「私のおかげだぜ」感はなかなか病みつきになる快感だ。

総評

敵を倒して「エオスエナジー」を集めて敵エリアのゴールへ入れるだけ、道中のプレイは戦略性たっぷりのカジュアル性の高いゲームといった印象。
本作のゲームシステムは実際にプレイしてみると予想以上に単純でシンプルだった。とりあえず連打しているだけでも攻撃は出るし、一部範囲指定技もあるものの自動的に近くのポケモンへ照準を合わせてくれることもあり、ストレスフリーなゲームプレイだった。
もちろん、敵の移動に合わせて偏差攻撃が出来ればもっと上手に攻撃出来るとは思う。

登場するポケモンも多彩で進化までするし、Lvが上がった時の技もその時の戦況に合わせて選ぶことも出来るし、シンプルながら完成度の高いゲーム設計だと感じた。

各種SNSでは、LoL(リーグ・オブ・レジェンド)のようなMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)をポケモンで遊べると話題になっているが、まさにその言葉どおりだ。
いまいち複雑で遊び方が難しそうと感じるMOBAというジャンルだが、「ポケモン」をベースに仕上げた本作は、多くの人がMOBAというジャンルを理解しつつ楽しめるゲームとなっている

Switch版は7月に正式リリースされるが、今月26日まではテストプレイ出来るので、気になった方はぜひともプレイしてみてほしい。

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