ゲーム業界やオンラインサービスにおいて、最近ではTwitter連携を廃止する動きが増えています。
本記事では、この騒動の背景や利用者に与える不安について探っていきます。
TwitterのAPI制限による問題
・非Blueアカウントは1日あたり最大600ツイートしか見れない
・API制限に引っかかると、様々なTwitter上のサービスが一切閲覧が不可能になる。
等の問題が、これまでAPIを意識していなかったユーザーへ波及しています。
そして、TwitterのAPI仕様変更に関連して、多くのゲームタイトルやサービスが連携の廃止を決定しています。企業アカウントをはじめ、個人を含むAPI利用者までもが困惑させられる告知方法や、説明不足による周知不足などが主な要因です。API制限は、Twitter利用者に不安を与える結果となっています。
Yostar運営、Twitter連携からの撤退
Yostarが運営する「ブルーアーカイブ」「アズールレーン」「アークナイツ」「雀魂」といったゲームタイトルも、今回の騒動を受けて、完全にTwitter連携を撤退することを明らかにしています。これらの人気ゲームは、アカウントへのログイン時は、Twitter連携を活用してきましたが、突然のAPI仕様変更による問題の発生を懸念してのことか、Twitter連携を撤退する方針をとることにしたようです。
Yostarアカウント連携への切り替えが推奨されています。
【重要なお知らせ】
いつも「ブルーアーカイブ」をご利用いただき、誠にありがとうございます。今後Twitter連携に関する方針をお知らせいたします。
詳細につきましては下記のURLにてご確認ください。▼お知らせ https://t.co/ExoyOganiW #ブルアカ pic.twitter.com/DFYxP8tE7g
— ブルーアーカイブ公式 (@Blue_ArchiveJP) July 3, 2023
また、イラスト投稿サイトの「pixiv」も、TwitterのAPI仕様変更によっては連携ができなくなる可能性があるとして、利用者に注意喚起を行っています。pixivは多くのクリエイターが作品を発表し、共有する場やアカウントへのログインでTwitter連携を活用していましたが、将来的な連携不可の可能性に備えるため、ユーザーに登録メールアドレスの確認を促しています。
ご案内📢💬
pixivのTwitter連携ログインは、現在問題なくご利用いただけております。
ただし今後のTwitterAPIの変更によってはご利用いただけなくなる可能性もございますので、
改めまして登録メールアドレスをご確認ください。pixivのログイン方法が不明な場合はこちら💁https://t.co/W4YMtXDXhh
— pixiv (@pixiv) June 30, 2023