「日本ゲーム大賞 2019(JGA2019)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、略称:CESA、会長:早川 英樹)では、年間を代表するに相応しい作品が選出される「日本ゲーム大賞2019 年間作品部門」の受賞各賞を決定しました。最も栄誉ある「大賞」は、「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」(任天堂株式会社)が受賞しました。また、今年度は、日本ゲーム大賞選考委員の推薦により与えられる特別賞に「Nintendo Labo」(任天堂株式会社)が選出されました。「日本ゲーム大賞2019」は、18年4月から19年3月末までの間、日本国内で発売された作品が対象となり、まさに平成最後の年間を代表するにふさわしい作品が選ばれました。日本ゲーム大賞2019『年間作品部門』の各賞は、以下の通りです。
「日本ゲーム大賞2019 年間作品部門」
(各賞内:カナ50音順)
■平成最後を飾る作品は「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」!
『大賞』『ベストセールス賞』『グローバル賞 日本作品部門』『優秀賞』の4賞を獲得!
全世界待望の「スマッシュブラザーズ」シリーズ最新作。
メーカーの垣根を越え、個性あふれるキャラクターを操作する楽しさとバトルの爽快感、そして過去最大規模のボリュームで制作された本作は、国内においてベストセールスを記録すると共に、海外市場においても高い支持を得ました。
また、一般投票では、子どもからシニアまで、多くのユーザーから投票を集めるなど、まさに平成最後を飾る作品として、満場一致での『大賞』を受賞したほか、『ベストセールス賞』、『グローバル賞 日本作品部門』、そして『優秀賞』の合計4賞を獲得しました。
■「Nintendo Labo」が『特別賞』を受賞!
「Nintendo Labo」は、“つくる・あそぶ・わかる”がコンセプト。
段ボール製のコントローラーを自分で組み立て、Nintendo Switchと組み合わせて遊ぶことで、ゲームの仕組みがわかったり、自分で考えたゲームを発明したり、ハードの機能を活かした新たなゲームの楽しみ方と、これまでになかった「作る楽しさ」を提供した点が選考委員会で評価され、今回、「特別賞」を受賞されました。
そのほかにも平成最後の年に活躍した作品が続々と「優秀賞」を獲得!
●「エーペックスレジェンズ」
タイタンフォール®の世界を舞台に、3人でチームを組んで挑むバトルロイヤルシューティングゲーム。今までにないバトルロイヤルゲームとして、FPS初心者をはじめ多くのユーザーから支持が寄せられました。
●「KINGDOM HEARTS Ⅲ」
世界的人気を誇るアクションRPG「キングダムハーツ」最新作。
「アナと雪の女王」「ベイマックス」、そして初めてのピクサー作品からは「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」のキャラクターも新登場。PS4で圧倒的な進化を遂げた本作に、FFファン、ディズニーファンをはじめその発売を待ち望んだ多くファンからの期待に見事に応え、支持が寄せられました。
●「JUDGE EYES:死神の遺言」
「龍が如くスタジオ」開発。東洋一の歓楽街「神室町」を舞台に、連続猟奇殺人事件の謎を追う、本格リーガルサスペンスアクション。主人公を演じる木村拓哉をはじめ豪華キャスト陣を起用し大きな話題に。そして謎が謎を呼ぶドラマ性ある映画のようなストーリーに、感情移入したユーザーから絶賛と、早くも続編を望む声が寄せられての受賞となりました。
●「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」
独特の世界観で描かれた戦国時代末期を舞台に、隻腕の忍者が活躍するアクション・アドベンチャーゲーム。
戦闘スタイルの進化のみならず、映像、BGM、SEなどで世界観を見事に表現。抜群の骨太の難易度と困難を乗り越えて敵を倒した時の達成感に熱狂的なファンからの支持が寄せられました。
●「Detroit: Become Human」
2038年、人工知能やロボット工学が高度に発展を遂げたアンドロイド産業の都「デトロイト」が舞台のSFオープンシナリオ・アドベンチャーゲーム。
プレイヤーは、自身の選択によって、様々なエピソードを体験。その選択を重ねるたびに増す、ゲームへの没入感とキャラクターへの感情移入。多くのユーザーから「感動した」「心を揺さぶられた」との声が寄せられました。
●「Devil May Cry 5」
11年ぶりに登場した「デビルメイクライ」シリーズ最新作。
最新ゲームエンジンによるフォトリアルとスタイリッシュなアクションの爽快感。そのクオリティの高さにシリーズファンはもとより、本作を初めてプレイしたユーザーからも「アクションゲームの最高峰」との声が寄せられました。
●「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」
ブロックメイクRPG「ドラゴンクエストビルダーズ」最新作。最大4人で遊べるマルチプレイとパワーアップした「モノづくり」の楽しさと、胸を熱くするストーリー。
更に、ユーザーの要望を反映するアップデートやダウンロードコンテンツや、ユーザー投稿型コンテンツなど、発売後も広がり続ける楽しさに、多くの支持が寄せられました。
●「BIOHAZARD RE:2」
1998年発売 シリーズ屈指の人気を誇る「バイオハザード2」を原作に、現在の開発環境において再考証、再構築した作品。自社開発ゲームエンジン“RE ENGINE”による最新テクノロジーにより、迫りくるゾンビの恐怖感と臨場感などに対し、多くのファンから「これぞバイオハザード」「原作を超えた再新作」との声が寄せられました。
●「Marvel’s Spider-man」
アメリカンコミックのヒーロー「スパイダーマン」が活躍する究極のオープンワールドアクションアドベンチャー。映画ともコミックとも異なる完全オリジナルのストーリーで、強敵「スーパーヴィラン」との戦いを描いた作品。スーパーヒーロー「スパイダーマン」を操るスリルと興奮に多くのユーザーから高い支持が寄せられました。
●「メギド72」
伝説のソロモンの指輪の力で主人公が72柱の悪魔「メギド」たちと冒険を繰り広げるスマホRPG。斬新なバトルと秀逸なストーリー展開、3Dで描かれた個性あふれるキャラクターや生音源で作られたゲーム音楽など、その全てのクオリティの高さに、多くのファンから「スマホRPGの最高傑作」「もはやスマホの枠を超えた」との絶賛の声が寄せられました。
■「レッド・デッド・リデンプション2」が『グローバル賞 海外作品部門』を受賞!
世界中で大ヒットを記録した「レッド・デッド・リデンプション」最新作。
1899年のアメリカを舞台に、前作を超えるスケールと、圧倒的な自由度で、最後の無法者たちの戦いをシリアス描いた本作は、その発売を待ち望んだ世界中のファンからの圧倒的な支持を受けての受賞となりました。
当協会では、今後も日本ゲーム大賞を通じて、より多くの方々に、コンピュータエンターテインメントのもつ楽しさ、素晴らしさを伝え、日本のゲーム産業の発展に寄与することを目指してまいります。
来年の『日本ゲーム大賞2020』に是非、ご期待ください。
日本ゲーム大賞 公式サイト
http://awards.cesa.or.jp/