【TGS2026試遊】『モンハンワイルズ:アセンダンス』テオ・テスカトルにマルチで挑戦!片手剣の「薬刃」と武器切り替えがかなり面白い

TGS2026 アセンダンス 試遊 POST

東京ゲームショウ2026(TGS2026)で、『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』を試遊する機会を得た。

今回挑戦したのは、「油湧き谷」を舞台にしたテオ・テスカトル討伐。マルチプレイでの挑戦となり、筆者はメイン武器に片手剣、サブ武器に大剣を選択した。

実際にプレイして特に印象に残ったのは、片手剣の新アクション「薬刃」と、セクレトを介さずに行えるスムーズな武器切り替え。そして、以前よりもかなりアグレッシブになったように感じられたテオ・テスカトルの動きだ。

今回は、試遊で実際に確認できた要素を中心に紹介していく。

テオ・テスカトルは以前より素早い? 粉塵爆発を多用する印象

テオ・テスカトル

今回のテオ・テスカトルと戦って最初に感じたのが、かなり動きが速いということだった。

『モンスターハンター:ワールド』のテオ・テスカトルは、筆者の記憶では火炎放射など、その場に立ち止まって攻撃してくる場面がもう少し多かった印象がある。

対して今回の試遊では、テオが頻繁に動き回りながら粉塵を展開し、そこから爆発につなげてくる場面が目立った。

そのため、片手剣で張り付いて攻撃しようとしても、

「攻撃できそうだと思ったら粉塵がある」

「避けた先にも爆発が発生する」

といった状況が起こりやすい。

単純にテオ本体の攻撃を見るだけではなく、周囲にばら撒かれた粉塵まで意識しながら立ち回る必要があり、近接武器ではかなり忙しい戦いだった。

なお、油湧き谷というフィールドから「テオの攻撃で油に引火するのでは?」とも考えたが、今回のプレイ中には、そうしたフィールドギミックまでは確認できなかった。

片手剣の新アクション「薬刃」を実戦で使ってみた

今回もっとも試したかった要素のひとつが、片手剣の新アクション「薬刃斬り」だ。

試遊では主に回復薬を使った薬刃斬りを使用した。

通常通り回復薬を使い、飲むモーションが始まる前に△ボタンを入力すると薬刃が発動。ハンターがビンを投げ、それを剣で叩き割るようなアクションが入り、剣に効果が付与される。

回復薬を薬刃斬りとして使用した場合は、発動した瞬間に体力が少し回復。その後、モンスターへ攻撃を当てるたびに追加で体力が回復するという効果を確認できた。

感覚としては、『モンスターハンター:ワールド』にあった「回復能力付与(回復カスタム)」に近い。

普通なら被弾した後は一度攻撃を止めて回復薬を飲むところを、

「攻撃を続けることで体力を取り戻す」

という選択肢が生まれる。

手数が多く、モンスターへ張り付きやすい片手剣とは非常に相性の良いシステムだと感じた。

10発ほど攻撃すれば突進などのダメージを回復できる

では、回復薬を使用した薬刃斬りの回復量はどの程度なのか。

今回の試遊で体感した範囲では、テオ・テスカトルのスーパーノヴァや大きな粉塵爆発を正面から受けても問題ないほどの回復力ではない

一方で、突進や粉塵の誘爆などで受けたダメージであれば、回復薬で薬刃斬りを発動した状態で10発前後攻撃を当てれば、おおむね取り戻せる程度の回復量だった。

このバランスはかなり面白い。

被弾を無視して殴り続けられるほど強力ではないものの、小さな被弾なら攻撃を継続することでリカバリーできる。

特に今回のテオのように動きが速く、攻撃の手を止めたくないモンスターに対しては、片手剣の立ち回りを大きく変える可能性がありそうだ。

薬刃を維持しながら従来の片手剣アクションで立ち回る

今回のテオ戦では、新アクションだけを連発するというより、

回復薬による薬刃斬りを維持しつつ、通常時は従来の片手剣アクションで立ち回る

という形が使いやすかった。

そしてブーストゲージが溜まったところで、

ブーストバンプ → ブーストスラッシュ

へ派生させて攻撃する。

実際の試遊では、こうした流れで戦う場面が多かった。

薬刃斬りによって多少の被弾を攻撃しながら回収し、ゲージが溜まったところで新アクションを叩き込む。

従来の片手剣らしい小回りの良さを残しながら、新システムを組み込めるのは好印象だった。

セクレトに乗らずに武器切り替え!片手剣から大剣へスムーズにチェンジ

今回、かなり便利だと感じたのがメイン武器とサブ武器の切り替え方法の変化だ。

サブ武器をセクレトが持っている点は従来と変わらない。だが今回の試遊では、武器を切り替える際にハンター自身がセクレトへ乗る必要がなくなっていた

武器切り替えを行うとセクレトがハンターのもとへ駆け寄ってきて、ハンターは騎乗することなく、その場でセクレトからサブ武器を受け取って持ち替える。

これによって、戦闘中の武器変更がかなりスムーズになった。

今回は、

  • メイン武器:片手剣
  • サブ武器:大剣

という構成で挑戦。

普段は機動力の高い片手剣でテオ・テスカトルへ張り付き、ダウンなど大きな隙が生まれたところで大剣へ切り替えるという戦い方を試した。

特に便利だったのが、テオがダウンした際の武器変更だ。

片手剣で攻撃している状態から武器切り替えを行うと、セクレトが近くまで駆け寄ってきて大剣を受け取れる。そのまま強溜め斬りから真・溜め斬りへつなげることができた。

従来のように「セクレトを呼ぶ→騎乗する→武器を切り替える」という工程を挟まないため、モンスターのダウン時間をより有効に使える印象だ。

ダウンを取った瞬間に大剣へ!強溜め→真溜め斬りが狙える

特に強力だと感じたのが、モンスターのダウン時だ。

片手剣で攻撃している最中にテオがダウンしたら、その場ですぐ大剣へ切り替える。

そこから、

強溜め斬り → 真・溜め斬り

まで持っていく。

セクレトに乗る工程がないため、片手剣から大剣へかなり自然につなげられた。

これは武器2本を持ち込む意味そのものを大きく変えそうだ。

これまでは、

「遠距離武器と近距離武器を使い分ける」

「モンスターによって武器を変更する」

といった用途が中心だったが、武器変更がこれだけスムーズなら、

ひとつの戦闘中に2種類の武器をコンボのように使う

という戦術も十分考えられる。

今回のように、

片手剣で立ち回る → ダウンを取る → 大剣へ変更 → 真溜め斬り

という組み合わせは、その分かりやすい例だろう。

マルチでは粉塵爆発がかなり怖い

今回はマルチプレイでテオ・テスカトルへ挑戦したが、残念ながら討伐には至らなかった。

クエスト失敗の理由は時間切れではなく、味方を含めて3回力尽きたことによるクエスト失敗だった。

今回のテオは粉塵を多用する印象が強く、マルチプレイでは特に事故が起こりやすそうだ。

複数のハンターへ狙いが切り替わるため、自分を狙った攻撃だけを見ていればいいわけではない。

別のハンターへ向けた突進や、その周囲に残された粉塵に巻き込まれることもある。

製品版でどの程度の難易度になるのかはまだ分からないが、少なくとも今回の試遊では、従来のテオ・テスカトル以上に慌ただしい戦闘という印象を受けた。

「薬刃」と武器切り替えで狩猟の組み立て方が変わりそう

今回の試遊で特に印象に残ったのは、単純に新しい攻撃技が増えただけではなく、狩猟中の判断そのものに新しい選択肢が増えていることだった。

片手剣なら、被弾後に距離を取って回復するだけではなく、薬刃を使って攻撃しながら体力を戻せる。

さらにモンスターがダウンすれば、その場で大剣へ持ち替えて大技を狙うこともできる。

つまり、

片手剣で攻撃

薬刃で体力を回収

ブーストゲージを使って攻撃

ダウン

大剣へ変更

真・溜め斬り

というように、2本の武器と新システムをひとつの流れとして組み立てられる。

これまで以上に「どの武器を持っていくか」だけではなく、2本の武器をどう組み合わせるかが重要になってきそうだ。

試遊段階でも片手剣の「薬刃」はかなり可能性を感じた

短時間の試遊だったため、薬刃の細かな仕様やテオ・テスカトルのすべての行動を確認できたわけではない。

それでも、回復薬を利用した薬刃は非常に分かりやすく、実戦でもすぐに強みを感じられるアクションだった。

特に片手剣のような手数武器では、

「ダメージを受けたら攻撃を止める」のではなく、「攻撃することで立て直す」

という戦い方ができるのが面白い。

さらに、セクレトを挟まず武器を変更できることで、片手剣と大剣のような性質の異なる武器同士でも連携させやすくなっている。

今回のテオ・テスカトルは討伐できなかったものの、「もう一度挑戦して、今度は武器切り替えをもっと積極的に使ってみたい」と思わせてくれる試遊だった。

MHWA_ティザーアート(テオ・テスカトルVer.)

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